B型肝炎予防接種

B型肝炎ワクチンは絶対に受けなければならない予防接種ではなく任意接種のワクチンです。同じ任意の予防接種でもみずぼうそうや小児用肺炎球菌のワクチンは多くの方々に知られており実際に接種もされています。

しかしB型肝炎ワクチンは一般的にはまだまだなじみのないワクチンではないでしょうか?もしかするとここで初めて知った方もいるかもしれません。

海外ではすべての新生児に接種されるのですが、日本では母子感染予防としてキャリアの母親から生まれた新生児だけを対象としてB型肝炎ワクチンの接種が進められてきました。それでもすべてを予防できているわけではありません。

実はB型肝炎は感染力がエイズウイルスよりも強力で、誰でもかかる危険性のある感染症だからです。

母子感染以外にも、キャリアの父親からお子さんへの感染が10%程度起こっており、さらには幼稚園などの施設で子ども同士での感染も無視できない状況です。そのような現状から、あなたのお子さんの為にB型肝炎ワクチンの事を理解して守ってあげてください。

特別に感染リスクの高い人だけが接種を行うのではなく周囲の状況などに関わらず全ての国民がB型肝炎の予防接種を行ってもよいほどです。少なくとも家族や把握できる範囲にB型肝炎のキャリアがいる場合、乳幼児を施設に預ける場合などは保護者の方には予防接種を考えていただきたいです。

予防できる感染症 接種時期と回数

女性が妊娠中に検査を行ってB型肝炎キャリアであることがわかった場合、母子感染予防として健康保険でB型肝炎ワクチンを接種できます。その際、かかりつけの医療機関で予防接種のスケジュールについて指示があります。

母親がキャリアでない場合、任意接種で生後すぐから接種可能ですが生後2か月から行うヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンなどと同時接種がおすすめです。1度の接種ではなく計3回接種する必要があります。
1回目から4週間隔で2回、20~24週経過後さらに1回の合計3回。

一番良い予防接種の受け方

日本ではB型肝炎に感染する可能性は低いとされてきましたが、毎年多くの方が感染しています。また、3歳以上で感染してもキャリアになりやすいタイプのB型肝炎が日本でも関東を中心に広がっています。あなたが知らない間にキャリアになった家族などからお子さんへの感染も珍しくない為、早めの予防接種が望まれます。

今後、定期接種になる見込みですが、定期化を待って接種時期を遅らせないでください。日本では妊婦がB型肝炎キャリアかどうかの検査をしていますので、母子感染の心配がないお子さんは必ずしも、生後すぐに接種する必要はありません。3歳未満で感染すると慢性化しやすくなりますが、できるだけ早く接種すれば免疫もでき易く、将来の肝臓がんや肝硬変のリスクを軽減する事ができます。

ワクチンは生後すぐから受けられますが、通常は生後1~2か月から接種を始める事をおすすめします。十分な免疫を獲得するには2回目では不十分で、必ず3回接種してください。また、ワクチンの効果は10~20年前後と考えられているため、10~15歳頃に改めて追加接種をする事が望ましいです。女児は11歳頃に、HPVワクチンとB型肝炎ワクチンの同時接種もすすめられます。

スケジュールを立てる時のポイント

生後2か月で受けるヒブ、ロタワクチンやおたふく風邪との同時接種が可能です。

ワクチンで防げる病気ですので、お子さんの年齢にかかわらずワクチン接種はできるだけ早めに行ってください。

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